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Sony Dealer Convention 2008へ行ってきました [Sony Products]

今日は年に一度のSony Dealer Conventionの日。去年はSony Styleさんの申し込み分に当たらず、カラーテックさんの敗者復活枠で参加しましたが、今年は双方から招待状をいただくことができ、2通の封筒を持参し会場の新高輪プリンスホテルへ出かけました。会場は写真撮影禁止ということなので、文章だけのエントリーになりますが、お許しを。

開場時間の10時少し前に到着し、早速Sony Styleさんの受付を済ませて3階へ。朝イチだと言うのにプレゼンテーションシアター手前の3Dシアターには大勢の人が集まっていました。それでもまだ3Dメガネを借りることができ、飛び出す恐竜に思わず手が伸びそうになりながら、あっという間に終了。続いてプレゼンテーションシアターへ進みます。去年はそのまますぐそばが椅子の並べられた部屋だったように記憶していますが、今回は少し階段を上ります。「おっ、ちょっと凝ってるな!」 その先には階段状にシートが配置され、3面スクリーンのあるちょっとしたホール仕立てになっていました。初回なのですがほぼ満席でのスタート。シート左脇に備えられたノイズキャンセリングヘッドフォンを使うように案内があり、ハイビジョンの世界を現在から未来へと紹介する内容でした。そして、終了と同時に前方のスクリーンが取り払われ、その先にはブラビアを中心とした展示スペースが目に飛び込んできました。この仕掛けはなかなかの感動モノでした。さあ、これから見るぞー!って感じに気分は盛り上がっていきます。

スロープを降りると薄々のブラビアZX1をはじめとした新製品の数々。値段はさすがにしますが、例えば狭い寝室でも工夫すると壁面にZX1なら設置できたりして、楽しみが広がりそうです。

ブルーレイのソフトがディスプレイされた横を過ぎると、これまた新製品のレコーダーが並んでいます。一昨年にスゴ録のRDZ-D900Aを購入しているので、去年はさすがにブルーレイには手が出せませんでしたが、今年はいつ出るのかと思っていたら、北京オリンピックが終わってからようやく新製品の投入。やはりフラッグシップのX100に目がいきます。自分的に高ポイントと思ったのはHDMI接続したテレビの画質向上が可能となる高画質回路CREASの搭載。今回発表の全モデルに備わっているとのことで、テレビがそのままでも画質が良くなるのはうれしいことです。

隣の部屋へ移るとサイバーショットのコーナー。DSC-T77とDSC-T700がずらりと置かれていました。思えば一年前にここでDSC-T70を気に入って購入を決めました。T70はスマイルシャッターが目玉でしたが、いざ使うとなるとメニュー階層の深いところまで行かねばならなかったりで、いまいち勝手が良くありませんでした。今年のはこのあたりが改良されていますし、T700などはエッジの効いたデザインで、それが好みではあります。聞けば薄さではT77のほうが上を行っているようなのですが、デザインとしてはT700かな。カラーテック佐藤さんにゴールドのT700を見せていただきましたが、かっこいいですね、やっぱり。

その先には、、、今日のもっとも気になる作品、α900のコーナーがありました。さすがにたくさんの人だかりがしていて、しばらく順番を待ってようやく触ることができました。まず重さが気になっていたのですが、見た目よりは気になりません。α700の重さ+200gもないとのことで、フルサイズ機としては上出来なのではないでしょうか。レンズキットがα900にはありませんので、自分で組み合わせることになります。一番の主力になるであろうバリオゾナーのSAL2470Zを付けてみると、とてもマッチするんですね。しかしこのレンズも合わせて購入するとなると50万超えになってしまいます。自分の手持ちのズームレンズはSAL18200とSAL1680Zで、両方ともDTレンズなんです。SAL70300Gも前から欲しいし、うーん、悩むなあ。

・・・と悩む自分にとどめをさすように、隣にはVAIOのtype A、type Rが展示されていました。今回のモデルチェンジでこの双方とも大きく変化をし、αを使うユーザーを強く意識したマシンになっているんですよね。なんとPhoto Editionなんていうモデルが。これらのモデルは、ディスプレイにつけるフードが用意されていて、type AのPhoto Editionなどは液晶の色の出具合が非常に素晴らしく、これなら写真をあれこれといじりたくなります。type Rが一体型になったのには正直驚きましたが、自分的には歓迎です。場所をとらずに省スペースで、しかも自作機では為し得ない仕上がりが随所にみられ、Vista搭載モデル発表から1年半を経過してようやくVAIOらしいモデルが出てきたな、というのが正直な感想です。type Aとフード、それらを専用のキャリングバッグに入れて、持ち出すことも可能です。しかし、その重量たるやACアダプターやらいろいろ含めると10kgくらいになるそうで、あくまでもクルマでの移動が前提になりますよね。でもいざと言うときに持ち出せることには違いなく、この点が重要な場合もあるんだと思います。CPUがクアッドコアだったりするtype Rとの根本的な違いはありますが、type Aはかなりのハイスペックにしてもまだtype Rよりは安く仕上がるので、いいのではないでしょうか。実際・・・となると、マカーな自分はどうするのか、という問題はありますが。(^^;)

大きな部屋を出るとウォークマンなどのポータブルオーディオのコーナー。今回発表になったのはSシリーズですが、NW-A919/BIを持っている自分的にはあまり気になるものはありませんでした。このコーナーのヒット作は、お風呂ワンセグブラビアXDV-W600だと思います。発表されてから、ウチでは注目製品でして、実物を楽しみにしていました。実際に水の中にチャポンと入れてもバッチリ映ってるのをみると、物欲は上がります。発売はだいぶ先のようですが、コレは購入決定です。あっ、モニターにはずれたら、ですが。(笑)

さらに小部屋の展示が続き、初耳のLife-Xというサービス紹介のコーナーで説明をうけました。ブログやフォトシェアリング、ビデオ共有、など、いろいろな情報共有の手段がありますが、このLife-Xは、これらのポータル的な位置付けになるもので、今月下旬よりベータ運用が開始するのだそうです。新たに友人を探すというよりも、既に気心が知れた仲間でのやりとりに向いていて、セキュリティもそれなりに考えられている様子。ベータ運用に参加できるので、試してみたいと思います。

今年はSDCの直前に怒濤の新製品発表があったので、よくわかっていない状態で今日を迎えました。そのため、本会場の各展示コーナーで時間をかけて見て回ったこともあり、3階を見終わったのは12時20分でした。2時間以上も経っていたんですよね。1階へ下りて、カラーテックさんの基地のある部屋へ行き、しばし休憩をとらせていただきました。

さて、お昼ごはんはSony Styleさんから招待をいただいていて、会場近くのイタリアンレストランへ。前菜から始まって、パスタ、鶏料理、デザートにコーヒーという立派なコースで、お腹の空いていた私たちも十分満足できるボリュームでした。Sony Styleさん、ごちそうさまでした! m(_ _)m

食後は会場へ戻って今度は2階へ。Sony Styleさんのコーナーです。去年はショップさんの招待客は入場できません、と言われたので見られませんでしたが、今年は堂々と中へ入れます。3階を見たあとなので、復習の感じで見て回りました。VAIOのOWNER MADEのコーナーでは、家内が使っているtype Cの新型が並んでいました。液晶サイズは14.1型になり、キーボードも浮き石タイプのアイソレーションキーボードが採用されていて、グッと格が上がった感じです。実際にタイピングしてみた家内も、自分のと違って打ちやすいと言っていました。ピンクのモデルはキーボードもピンクになっていて、おしゃれですね。自分はVistaの初期モデルのtype U、そしてtype F [FZ]を購入したのですが、とにかくVistaがタコなのに嫌気がさして、マカーに変わりました。あれからVistaもSP1が出てパフォーマンスが向上したらしいのですが、それでも余計な負荷をかけないためにはできることならVista Basicを選択するのが正解のような気がしました。Vista発売当初と違って、VAIOオリジナルアプリケーションも充実してきているので、Vistaのお世話にはならなくて済むようですし。Sony Styleさんの会場の最後にスタンプラリーの抽選を済ませて、急いでカラーテックさんの基地へ戻ります。

何が、と言うと、カメラマン馬場信幸先生のα900のセミナーに出るためでした。これも今日楽しみにしていたことで、約1時間のお話はあっという間でした。α900はファインダーの出来が抜きんでていること、インテリジェントプレビュー機能の便利さ、2460万画素という膨大な情報量の活用テクニックなど、興味をひく話題ばかりで、物欲メーターがあがらない訳がありません。

・・・という感じで、気がついてみると夕方になっていました。終了時刻近くまで結局会場にいましたが、開発者セミナーなど参加したかったイベントも取りこぼしていて、願わくはもう一日開催していただければなあ、とちょっと悔やまれるところもありました。しかし、真っ先にα900を触ることができたり、馬場先生のお話を聴けたり、と、とても収穫の多い有意義な一日となりました。Sony Styleさん、お世話になったカラーテックさん、お会いしたブロガーの皆さん、楽しいひとときを有り難うございました。m(_ _)m

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マイミドリー!

おはようございます。

昨日は、お疲れさまでした。
penguinさんご夫妻は、とても勉強家ですね>セミナー

私もお風呂用のワンセグブラビア、いいなあと思いました(ピンクの)。
うちもモニターの応募をしようと思ってます。
by マイミドリー! (2008-09-14 10:20) 

かつぽん

お疲れでした!

最初のプレゼンシアター良かったですよねぇ!!
なんか感動してウルウルしちゃいましたよ(^^;;;

僕もとにかく時間がなかったなぁ・・・
by かつぽん (2008-09-14 14:52) 

gigabytedes

記事を読んでTrackBackさせて戴きました。
SDCへ行かれたんですね。大変羨ましいです。
今回は盛りだくさんで見応えがあったでしょう。
αがどれだけ健闘するか楽しみですし、Vaio Rの
モデルチェンジも驚きです。

この1~2年でSONYは着実に新しいSONY色を出してきているのでとても嬉しいです。
by gigabytedes (2008-09-14 17:53) 

Virgo

お疲れ様でした。

ホント、3Dシアターでの会釈だけで終わってしまってm(__)m

こちらはセミナー漬けで・・・なんか久しぶりの知恵熱でした(^^;;

11月にまたお会い出来るといいですね。


by Virgo (2008-09-14 18:14) 

蔵三

お疲れ様でした。

少ししかお話出来ませんでしたが、
α900のカタログを見る目つきが『本気』だったのを
し~っかり拝見させていただきました。(笑)

α900のレビュー今から楽しみにしてますね!
by 蔵三 (2008-09-15 10:59) 

くまにぃ

お疲れ様でした~
皆さん、いいなぁ~
by くまにぃ (2008-09-17 00:01) 

店員佐藤

ご来場、ありがとうございました。
こうしてSDCレポートを拝見すると忙しく動き回っていた
penguinさんの様子がわかります。私たちはぐったりした
お顔をしたお客様の姿しかみていなかったもので。(^ ^;)

2460万画素のトリミングテクニックですが、あれって
そのまま1420万画素のα350でも流用ができそう
ですよね。いつも7.7Mサイズとかに解像度を落として
使っていたんですが、馬場先生のセミナーをみてから
急に14Mサイズで撮りたくなりました。
by 店員佐藤 (2008-09-18 00:56) 

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